自己満足のための思考(個別の嗜好についての共感は得られにくいと思いますが、ご了承ください。)

最近はステイホームといわれ多くの人が家で過ごす時間が長くなっている。それに伴い、家庭内のちょっとしたトラブルに発展する人も居るし、ストレスに感じる人も居るとのこと。

僕自身は15年ほど前に少し郊外ではあるが、まち全体を計画的に造成された地域で、少し大きめの家を購入しているため、家の中は十分なスペースもあり、外に出たければ、これも維持するには限界程度の十分な広さの庭もある。さらに、近所には遊歩道もあるし整備されている大きな公園も連なっている。息抜きも運動も家の近所で事足りてしまう。日常の買い物も徒歩圏内だし、隣の駅には百貨店もある。クルマでの移動も渋滞しにくいような道路設計になっているし、基本は歩車分離の設計のため徒歩もクルマも一般よりは安全。

子供たちも、巣ごもりでのストレスは全くない。(本人談)

ということで、住居に関してはかなり満足している。

独身あるいはDINKSであれば都内のマンションが便利なのかもしれないし、そもそも都会人は都会を離れたくないのかもしれないが、、子育てを中心に、またもともと都会より自然が好きな僕としては、都会にもすぐ行けるけど十分な自然のある環境が好みである。

ということで、自己満足しているわけだが、、、そのためには、経済的には負担はあり、ウン千万円の住宅ローンや高い固定資産税、家が大きいと光熱費がびっくりするぐらい高かったりする。

住宅については、購入派と賃貸派という論点もある。

 

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今は低金利だから購入したほうがお得、という意見もあるが、住み続けなければならないリスク、というのもあると思う。(たとえば、隣近所問題もあるし、転勤・転職に伴う移転等である。)

また、資産価値を考えて家を購入するのは本末転倒だと思っている。

住む家は投機・投資対象ではなく 住みたいところ、物件に住むべきもののはずである。

 

かくいう僕は、購入してしまったわけだが、住環境は先述したように大満足であるし、経済面で言うと若干無理をしているものの、その分の価値が十分あると思っている。そもそも、Wantsの中でもっともお金をかけてよい対象・分野であると思っているので、経済面でのトレードオフについても満足、というか納得していると思っている。

また、書籍と同じで住宅に対しても物欲的な満足感もある。そのモノ(住宅や土地や書籍)に人生の歴史を感じるし、投影したいのだと思う。自分が死んだら、子供たちが住宅や書籍を処分してしまうのかもしれないが、処分する前に僕の人生・一生を感じてくれたらと思っている。(願わくば、思い出の残る家としてリノベして住み続けてもらえるのが一番嬉しいが・・・)

 

何にお金を使うか、というのは本当に価値観を表していると つくづく思う。

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 ※写真はイメージです。