晴耕雨読③

晴耕雨読② つづき)

 

こんな俗世間の垢にまみれてどっぷりと漬かって染まっている身が、「晴耕雨読」とは、と思うものだが、世間に対応する反動だと思うし根本的にここでいう俗世間に合っていないし故に相当無理をしているのだろうと思う。

もう頭では達観しているのだが、おそらくあと10年、20年会社組織で活動している限り、この競争への仕組みに対応する、しかもそれなりに対応する、そして苦しみながら対応することは変えられないだろう。幸い、それなりに上手に対応できるようなので それはそれ、これはこれ、という達観の仕方で歩むしかあるまい。

完全にこの仕組みとそれに伴う行動・感情から脱却するには、会社組織から離脱するしかない。それは間違いない。

その時は、いつなのか。おそらく、60歳だ。でも60歳ってやっぱり老いてるからできるなら50代で、ぎりぎり50代でも、脱却したいと思う。

このように考えている同世代は、多分ものすごく多いんだと思う。